建物を支える杭はコンクリート杭を採用。杭の底部は直径を広げ抵抗力を高めた拡底とし、杭上部は鋼管を巻き、強度の向上を計っています。
※自走式駐車場棟・付属棟を除く。
設計かぶり厚概念図
年月経過により進むコンクリートの中性化と鉄筋のサビによるコンクリートの腐食やひび割れを防ぐため、コンクリートかぶり厚を30mm以上を確保。鉄筋コンクリートの劣化軽減を図ります。
※付属棟を除く。
コンクリート強度概念図
主要構造部には、設計基準強度(Fc)30〜36N/m㎡のコンクリートを採用。1㎡あたり約3,000〜3,600tの圧縮に耐える強さを持つコンクリートです。
※杭・付属棟・外構・1階テラス床等を除く。
※コンクリート自体の圧縮強度であり、床に乗せられる重さではありません。
溶接閉鎖形筋イメージイラスト
主筋を囲むように巻き付ける柱の帯筋を1本ずつ溶接した溶接閉鎖形筋を使用。コンクリートの拘束力を高め、地震などで主筋が折れ曲がり柱が崩壊することを抑止します。
※基礎部分・柱・梁仕口、付属棟を除く。
ダブル配筋イメージイラスト
住戸間の壁や角住戸の外壁(一部)は、鉄筋を二重に組み上げたダブル配筋を採用。鉄筋を格子状に組むことで、高い強度と耐久性を実現しています。
屋外と屋内を隔てる外壁はコンクリート壁または、軽量気泡コンクリートパネル(ALC板)とし耐久性と賢守性を高めました。また各住戸の隣戸間コンクリート壁は厚さ約200mmを確保し、遮音性と耐久性を高めています。
住戸の天井は将来のリフォームや配管のメンテナンスなどが容易な二重天井構造を採用。床はコンクリート上にレベル調整材を敷設し、仕上げ材を施す直床構造。約200〜210mmのコンクリート厚を確保した上に、遮音性の高い△LL(I)–4等級のフローリングを採用しています。
対震ドア枠概念図
ドアとドア枠の間に適切な隙間を設け、万一地震でドア枠が歪んでもドアが開けやすく避難路を確保することが可能です。
参考写真
住戸内で一定量以上のガス流量を感知したり、震度5強相当以上の揺れを感知した場合にガス供給を遮断します。
管制装置付エレベーター概念図
エレベーター運転時に初期微動をP波感知器が感知した際に、官制運転で最寄階に停止しドアを開きます。
■P波感知器付地震時管理運転(リスタート機能付)
■停電時自動着床装置
専有部断面概念図
住戸と住戸の間の戸境壁には、小梁が出ず、天井・壁面がすっきりとする壁内蔵梁を採用しました。
国土交通大臣に指定された第三者機関が客観的に住宅設計を評価する「設計住宅性能評価書」取得しています。また、施工・竣工の各段階でも審査を受ける「建設住宅性能評価書」も取得予定です。
参考写真
災害時の備えとして、各種防災備品を常備した防災倉庫を設置しています。
参考写真
非常時に1日約4,000人分の水を確保できる災害対策用の小型造水機“東レ・トレスキュー”を設置しています。
※“東レ・トレスキュー”で造水できる飲料水量…1日で約12,000ℓ(1日で1人が必要な水の量は約3ℓ)
参考写真
災害時に電気や水道が止まった場合、汚水桝に簡易設置できる非常用トイレを防災倉庫に準備しました。
かまどスツール概念図
平常時はスツールとして、災害時は中から取り出して、炊き出し用かまどとして使用できます。
※各概念図、イメージイラスト、参考写真は実際とは異なります。